刑務所などの矯正施設を退所した人の中には、高齢であったり障害があることで、自分自身では住居の確保や生活保護の申請、福祉サービスの利用手続きなどを行うことができず、地域社会で新たな生活を始めるための基盤を整えることができない人がいます。
そのため再び犯罪を犯して矯正施設に戻るなど、刑務所の入退所を繰り返す人もいます。
高知県地域生活定着支援センターは、高知保護観察所や他都道府県の地域生活定着支援センター、県内の様々な関係機関と連携・協働し、このような人たちが地域で安心して暮らすことができるよう支援を行っています。
犯罪を犯した高齢であったり障害がある人を対象に主に次の3つの業務を行っています。
(相談や支援に関する個人情報の保護は徹底します)
① 出口支援
高齢であったり障害がある矯正施設退所者のうち、地域生活定着支援センターの支援が必要と矯正施設、保護観察所が判断し、本品が支援を受けることを希望した場合に退所後の地域生活の安定に向けた支援を行っています。
② 入口支援
犯罪を犯し逮捕・拘留され、起訴猶予や執行猶予等により矯正施設に収容されることなく釈放される被疑者・被告人のうち、高齢であったり障害がある人に対し、地域生活定着支援センターの支援が必要と検察庁・保護観察所が判断し、本人が支援を受けることを希望した場合に釈放後の地域生活の安定に向けた支援を行っています。
③ 相談支援
高齢であったり障害がある犯罪を犯した人について、本人、その家族、関係機関などからの相談に応じるとともに、地域生活定着支援センターの支援が必要であると判断する場合に、支援を行っています。
令和6年6月より毎週火・木曜日に相談窓口を開設しています。
受付時間・方法など詳細については下記のバナーをクリックください。
お問い合わせ先
高知県社会福祉協議会 地域生活定着支援センター
高知県高知市朝倉戊375-1 高知県立ふくし交流プラザ内4階
TEL.088-855-3611 FAX.088-855-6226
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